
どもども、真夏です。
先日の台風19号の被害はあまりに甚大で、雨風が収まった今も亡くなった方の報告が増え続けているという惨状です。テレビからも堤防決壊や浸水のニュースがたくさん流れてますよね。
そんな中、DMATなるものが長野県に派遣されるという報道を目にしました。
はて…DMATってなんなんでしょ?知らなかったのでちょっと調べてみましたのでシェアしていきますね。
そんなわけで、今回は「DMAT」に関するお話です。
DMATの意味や読み方は?
台風19号の被害をうけ、群馬県が長野県に対してDMATを派遣したそうです。
DMATってなんなんでしょうね?
DMATとは「災害派遣医療チーム」のことで『ディーマット』と読みます。
出典:厚生労働省DMAT事務局
定義としては『災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム』となってます。
またDMATはDisaster Medical Assistance Team の頭字語を取ってディーマットなんですね。
簡単に言うと災害時の救済活動に特化した医療チームといったところですね。
DMATの歴史は?
この聞き慣れないDMATという言葉ですが、DMAT自体はいつから存在するんでしょうね?
調べてみたところ、その始まりは1995年の阪神・淡路大震災にあるようです。
出典:JIJI.COM
最近ではあまり語られることがなくなった阪神・淡路大震災。
当時をリアルタイムで知っているぼくからしたら、あの惨劇は現地にいなくともまさにトラウマレベルでした。
地震によって家屋は倒壊し、高速道路は歪み崩れ落ち、その先にギリギリで止まって取り残されたバスの映像は今でも鮮明に思い出すことができます。
そして多くの生命が奪われました。
実はぼく自信も友人を阪神・淡路大震災でなくしています。いまでも思い出すと心が痛みますね。
この時の多くの課題を受け、そしてその教訓を活かし、ひとりでも多くの命を助けよう!と2005年の4月に日本DMATが発足しています。
DMATの構成や活動内容は?
今回の台風19号被害の対策として長野県は群馬県のDMATが派遣されました。
出典:群馬大学医学部附属病院
そのDMATチームとは違うかもしれませんが、上記のような群馬のDMATチームが長野県に派遣されているというわけですね。
先ほども書いたように、DMATは災害時の救済活動に特化した医療チームなので、大規模な災害があった場合に発生から48時間以内に活動開始できるよう訓練されています。
そしてそのメンバーは医師や看護師、業務調整員で構成されているんですね。
その研修や訓練の模様をご覧ください。
いかがでしたか?
日々このような訓練を受けて現場に臨まれてるので、実際の災害時に大活躍されるわけですね!
DMATに対する世間の声は?
災害時に活躍するDMATに対する世間の声はどうなっているでしょうか?
DMAT(災害派遣医療チーム)は認知度が高くなってきたけどDPAT(災害派遣精神医療チーム)はまだまだ認知が低い。
DMATは災害現場で救助を行いながら、治療・病院へ速やかな搬送を行います。
DPATは大規模な自然災害や事故による、心の不安のケアを。いずれも医師や看護師などの隊員が対応します。
— ほっち@医療ライター/編集者 (@m_3s24gk) 2019年10月11日
Twitterによると
各地のDMAT隊が被災地へ移動、活動中のようですケロ🐸— ケロケロナース🐸 (@nursekerokero) 2019年10月13日
各地域のDMAT召集かかってる
これだけ広域だと総力戦
EMISのHPでも災害中が7県 pic.twitter.com/TN0qwhpIbs— あっきぃ (@akky_bino) 2019年10月13日
DMATに対する関心が高まっていることがわかりますね!
まとめ
DMATは日本各地にあります。今回の台風19号の被害による派遣要請を受け、総力戦状態で災害と戦ってくれています。
我々が安心して生活できることの一部として、DMATの存在って大きいですね。これからもDMATの活躍に期待したいところです。
では今回はこのあたりで。
最後までご覧になっていただきありがとうございました。